Nostalgic Dream Girl

この心臓を君に捧ぐ

でも君がこの翼をくれたから必然的な出会いだよ この苦しみも

 

 

 これに関しては「会えないから好き」とか「届かないからこそ好き」とかじゃなくて。○○だから好き、という理由って、結局それに当てはまる人なら誰でも良いという証明に思えてしまって、あまり好きではないです。好きなタイプは?って質問も同じ。根本的に自由な思考回路で生きているからそういうのすら引っかかってしまう。理由があっても勿論良いけれど、私は個人的には理由がなく曖昧で、それでも好きでいることをやめられないから好き、みたいな、そういう不安定にも程がある感情を抱いて生きている人間が好きです。終わりに怯えて、終わることを望んでいながら、終わることはできない。自ら終わらせることはできないから、相手に終わらせてもらうことしかできない。でも大抵そういう人間が好きになるひとって終わらせてくれない人種だから、堂々巡りというか。

 結論から言うと、好きって難しいよなあ、という話です。

 

 

 次元の向こう側の人を好きだったら偉いわけじゃない。画面越しでしか会えない人を好きだったら偉いわけじゃない。顔も知らない人を好きだったら偉いわけじゃない。年に一度しか会えない人を好きだったら偉いわけじゃない。ましてや、自分の二酸化炭素を吸って生きているような距離感の人を好きだったら偉いわけじゃない。誰を好きでもその人がその人を好きなんだったらそれで良いと思うのだけれど、何故か世間は現実味があって将来性と生産性のある好きしか好きと認めてくれなくて、恋と呼んでくれない。それを愛と叫びたいのに、弾圧される。それは幸せじゃないよただの現実逃避だよ、と他人の幸福を否定する。私にはそれが分かんない。いや、渦中にいるからそう思えるだけで、世間の認識としてはそれが正しいのかな。

 

 これはめちゃくちゃ捻くれている私の意見なのでスルーしてほしいんですが、そういう生き方をしている人間のプロフィールに「許されないことだとわかっています」とか「理解されない思いであることは重々承知の上です」とか書かれていると何かムカついてしまうんだよな。自分がその恋を選んで大切にしたいと思ったのなら、世間からの認識なんて気にせず私はこうでーーーす!と叫んでしまえば良いのに、と思う。まあそうもいかないのが今のネット社会なんだろうな。わかる。すぐ揚げ足取られて叩かれる世界なんだもの、仕方ないといえば仕方ないよね。私は自分だけの世界で生きてるから私が法律ですみたいな顔してインターネットの海で遊んでるけど… 

 私は私 私イズゴッド 人生は最高くらいの気持ちで毎日生きてます。まあ程よく幸せ。

 

 

 私の今までのこの短い人生は、人に褒められるようなものではないです。本名と全く違う名前で生きて、多少面白くないことでも面白いことと認識して笑って、人間関係を極力遮断して、自分が好きな人間とだけ接して、そうやって毎日過ごしています。大声では言えないことも沢山してきて、それはどれも汚いことばかりで。そんな中で生きる意味ってなんだろうなあ、って思うと、やっぱりその理由はあの人に還元されるわけで。

 今の私には「生きる意味」はないんだけれど、「生きる理由」はあるの。ほんの些細なニュアンスの違いではあるんですけど。この世で一番愛した人に延ばしてもらったこのいのちを、無駄にはできないから。靖子ちゃんの言葉を借りて言うなら、このいのちの使い方を君に愛されたい。

 

 最近の私は、本当に何も考えずにただひたすら働いてゲームして寝て起きて働いて、の繰り返しで。今までは働くモチベが所謂推しにあったんだけれど、今はその熱も消えてしまって。私のオタク理論やオタクとしての定義が特殊であることは百も承知の上で言うけど、今の私はオタクじゃない。お金を使いたいと思うものがないから正直働く意味が分からない。ただ毎日いのちを消費している感覚があって、それでもやることがあまりにもないからどうせなら、くらいの感覚で働いてる。相変わらず部屋はタペストリーやグッズで溢れかえっているけれど、グッズを集めたいな、とか課金したいな、とかそういう気持ちが一切ない。とか言いながら2年半振りの咲ちゃん上位が嬉しすぎたので、モバエムくんのイベントは走っています。いま160位くらい。500位以内でフィニッシュしたいなあ……

 

 

 閑話休題

 とどのつまり、私の人生はあの人に出会わなければとっくの昔に終わっていた自信があるので、出会えたことこそが私のすべてではじまりでおわり。これは死ぬまで終わらない地獄のくせに、死ぬまで生きなきゃあの人に合わせる顔がないから、当たり前に自ら死ぬことだけは許されない。生かすも殺すもあの人次第、というよりかは、あの人は私の首に掛かっていた縄を解くことはせずに、緩めたまま、その手を離さないでいる。いつでも私を殺せるくせに、「君が思うよりずっと明日は素晴らしいんだよ」と微笑みかけてくる。私はその言葉に滅法弱いから、手を離してくれないことにすら喜びを覚えてしまって、生きるしかなくなる。生きることがこの世で一番の苦しみなのに、馬鹿だね。

 

 全部あの人がくれたのだ。言葉の通り、ぜんぶ。私のつまらない人生を楽しいものに変えてくれた。無駄に消費されていくだけだった私のいのちに、恩返しという名の呪いをかけた。私に最高のお友達と出会う場をくれた。私が一生引きずる2013年の夏に、最高の思い出をくれた。子供じみた勇気も、行動力も、言葉も、感性も、全部全部、他でもないあの人がくれた。私の汚い部分まで全て、あの人の為に在って良いのだと思えた。自分を少しだけ好きになれた。あの人のことを好きな私のことが、私は普段の私よりもほんの少しだけ好きなんです。少しだけね。でも、いやでいやで仕方がなくて、本当に大嫌いだった自分のことを、こじつけた理由だとしても好きだと思えるようになったことが成長だな、と思う。ありがとう、ありがとう、私に理由をくれた。価値をくれた。ありがとう。私達のカチを決めよう。

 あの人が延ばしてくれたいのちを、私はどうしようもない人間だからあの人のために使うことはできない。ただその代わり、あの人のように自由に楽しく生きることはきっと私にもできるから、その術すらもあの人がくれたから、だからきっとそれこそが恩返しになるのだと信じて、私は生きるしかない。私のこのいのちすらあの人がくれたものだから、あの人に還元されるべきだ。だとすれば、今の無力な私にできることはきっと、あの人の音楽と共に毎日笑って幸せだと大声で叫んで、ただただ生きることだ。あの人が延ばしてくれたいのちを、全うするだけだ。そうしていつかやがて世間一般的に認められる幸せ、とやらに出会えた時に、あの人に「あの時聴いたあなたの音楽のおかげでここまで生きて、私こんなにも幸せになれました」って自慢してやることが、きっとあの人への一番の恩返し、だ。私にできる精一杯の。

 

 

 あの人に出会えたことによって延びたいのち。延びたことによって、出会えた人。その人がくれた趣味。多分色んな点が繋がって、今の私ができている。線になってくれたのは、他でもないあの人の声だ。ただ、それだけが残った事実。ろくでもない人間だけれど、いつかあの人に会えた時に胸張ってちゃんと生きることが幸せだと笑えるように、その時のために生きていると思えば、大抵のことは苦じゃない。いつかの私のために、いつかのあの人のそれを聞いた時の顔を見るために、きっと私は生きている。

 

 

 月並みな言葉で言うなら、あの人は挫折を知っているからこそ、夢見がちな言葉が似合うんだと思う。根はポジティブ中のポジティブなんだけど、あの人の経験がそれすら捻じ曲げて、残酷な現実をあの人に見せた。あの人は現実を知っていて、やけに客観視してしまって、だからこそ言葉に説得力があるんだと思う。夢だとか、未来だとか、あの人に一番似合う言葉のくせに、一番遠い。でもあの人がまたいつもみたいに「あなたがいるから、絶対大丈夫。また会える」って茶化さないくらい真面目な顔して言うから、だから私はまた馬鹿正直にそれを信じて、へらへら笑って生きていくんだと思う。推しは推せる時に推せ、会える時に会え、なんて言いますけど、あの人は絶対また会えるよ、なんて嘘みたいな魔法の呪文をなんでもないように唱えてしまうから、そう錯覚してしまうんですよね。会いたいなあ。会えないけど。いつかの武道館で、会えたらいいね。

 会いたい気持ちに負けて泣くことも、ホシアイを聴いてつらくなることも、もうきっとないよ。会えるよ、絶対にまた会える。私とあなたが会える場所を、私もあなたもつくるから、だから大丈夫だよ。絶対も大丈夫もないけれど、あなたが言うなら、きっと大丈夫だよ。

 

 

 私の神様はあの人だけど、きっと神様ってたくさんいると思うから、だからお願いです。星のような幸せが、あの人に降り注ぎますように。猫に似た気まぐれな癒しが、どうかあの人を救いますように。あの人が望む未来が、あの人に訪れますように。あの人の不幸はきっと私が全部受け止めます。だからどうか、どうか彼だけは。もう嫌なものなんて見てほしくないから。もうつらい思いなんて、なるだけしてほしくないから。ひとつでも多く綺麗なものを見て、彩りに満ちた人生であってほしいから。あーーー、私が神様だったらな。神様だったら、どうにかしてあの人だけでも幸せにするのに。でもあの人だけ幸せにしようとしても、結局あの人の幸せにはあの人の歌を信じるすべての人が関わってくるから、多分たくさんの人が幸せになるんだろうな。世界平和でも目指してるの?そういうよく分からないところも含め、今日も馬鹿みたいに大好きで、大嫌いで、でもやっぱり好きで、誤魔化せないくらいの生きる理由だから、だから幸せに生きてるね。ありがとう、ありがとう、強くいてくれてありがとう。おかげさまで、私も強くいられます。

 世界一愛しい呪いよ、どうか永遠でありますように。

 

 

 

捲土重来ツアーファイナルから3年経ったって何?!!??!!?